ビタミン

ミネラル

日本の所要量:2000単位(DRI:米国の所要量5000単位)

許容上限摂取量(副作用の無い最大摂取量):5000単位

サプリメント補給量:2000〜20000単位

働き:健康な皮膚と粘膜、骨、髪、目を維持し、感染を防ぎ、

   発癌のリスクを減らす。

   βカロチンは抗酸化栄養素。体内でビタミンAに転換できる。

毒性:1日50,000単位以上、数ヶ月摂取で副作用の可能性。

   初期症状は、吐き気、頭痛、めまい、疲労感、下痢

勧告:妊娠初期は5000単位(食事+サプリメント)以上摂らない、

   奇形児出産ののリスクが高まると言われる。

所要量:100mg(DRI:60mg「90mg」、UL:2000mg)

サプリメント補給量:500mgから下痢を起こす量まで

働き:臓器の酸化、老化を防ぎ、消化を助け、治癒を促進、

   ショックや感染を防ぎ、コラーゲンの構成や血管壁の生成を助け、

   鉄の吸収や赤血球の生産を促す。

毒性:毒性無しで大量を摂れるが、時に1g以上の摂取で吐き気、胃痛、

   下痢が経験される。

所要量:10mg(DRI:10「15mg」、UL:1000mg)

許容上限摂取量:600mg

サプリメント補給量:100〜600mg

働き:抗酸化栄養素として、細胞膜、リポタンパク質、不飽和脂肪酸、

   ビタミンAを酸化から守る。赤血球と筋肉細胞、関節を保護する。

   循環を改善し、発作の原因となる血栓を防ぎ、免疫系を強くする。

   妊娠を助ける。

毒性:3200単位、2年間の摂取で毒性を示さなかった。

所要量:55μg(DRI:70μg「55μg」、UL:400μg)

許容上限摂取量:250μg

働き:酸化を防ぐ酵素、グルタチオンペルオキシダーゼの構成要素。

   ビタミンEと共同して働く、正常な成長と発育に必要である。 セレンについて詳しくは、こちらへ

ビタミンB1、B2、B3、B5、B6、B12、葉酸、ビオチンを総称して言う

働き:神経系の正常な働きを保持して、貧血を防ぎ、エネルギーの生産、

   その他代謝で中心的な働きをしている。

サプリメント補給量:10〜100mg

働き:エネルギー生産に働く。全ての細胞の働きに、特に神経の正常な

   働きに必要、また、心の働き、特に記憶に必要。消化、循環、筋肉の

   働きを助ける。

サプリメント補給量:10〜100mg

働き:エネルギー生産に働く。子供の正常な発育と発達に大切。赤血球と種々な    ホルモン生産に必要。皮膚や粘膜、目の健康を維持する。

所要量:16mg(DRI:19、UL:35mg)

許容上限摂取量:30mg

働き:エネルギー生産に働く。化学物質の解毒に必要。健康な皮膚、循環、

   神経系、精神機能を維持する。胃酸、ホルモンの生産に必要。

勧告:30mg以上の摂取で、血管の拡張による、一過性の顔や腕の潮紅

   を起こすことがある、ヒスタミンの遊離によると考えられている。

サプリメント補給量:20〜100mg

働き:エネルギー生産に働く。神経伝達物質のアセチルコリンや

   ステロイドホルモン、ビタミンD合成、抗体産生、赤血球生成に必要、    副腎機能に重要。

所要量:1.6mg(DRI:2mg、UL:100mg)

許容上限摂取量:100mg

サプリメント補給量:10〜50mg

働き:エネルギー生産に働く。アミノ酸を処理して、体の正常な働きに

   必要な5000以上のタンパク質をつくる。また、脂質の代謝、

   神経伝達物質、血色素の合成、抗体、胃酸の生成に必要である。

   健康な皮膚や粘膜を持する。妊娠中に大切なビタミン。

毒性:急性毒性は2000mg迄で起こる。100mg以上数ヶ月、数年

   の摂取で神経障害が起こることがある。

所要量:200μg(DRI:200μg、UL:1mg)

許容上限摂取量:1000μg

サプリメント補給量:200〜400μg

働き:細胞の増殖と分化、赤血球の生成に必要。核酸合成、脂質や

   アミノ酸代謝に働く。胃酸や神経鞘の生成に必要。動脈硬化や心臓発作

   のリスクを高めるかもしれないホモシステインのレベルを下げる。

   よい気分、食欲、よい眠りを維持する化学物質の合成に働く。

   妊娠中の摂取で、出産児の顔の異常性や神経管欠陥を減らす。

勧告:妊娠可能な女性は400μgの葉酸を毎日摂取したい。

サプリメント補給量:2〜100μg

働き:エネルギー生産に働く。悪性貧血を予防する。神経を保護する鞘を

   つくる。赤血球の健康を保ち、核酸合成に必要。

   心臓病を防ぎ、消化を助け、細胞増殖を促す。

サプリメント補給量:30〜1000μg

働き:エネルギー生産に働く。アミノ酸、脂質の代謝に働き、健康な髪を維持。

毒性:10mg摂取して副作用が現れなかった。

働き:脂肪肝を予防する。神経伝達物質のアセチルコリンの原料。

許容上限摂取量:2000単位

サプリメント補給量:200〜800単位

働き:カルシウムとリンの吸収を助け、健康な歯や骨を維持し、骨粗鬆症

   のリスクを下げる。正常な血液凝固や神経系の維持に必要。

許容上限摂取量:30000μg

サプリメント補給量:0〜150μg

働き:正常な血液凝固に必要。カルシウムの骨沈着を促す。

勧告:血液抗凝固剤の働きを妨げる

許容上限摂取量:30mg

働き:消化や代謝、生殖、治癒に関連する多くの酵素に必須。

   不足すると、味や臭いや聴力の感覚が低下する、免疫力が落ちる。

   血糖の調整に大切なインシュリンを構成する要素である。 亜鉛について詳しくは、こちらへ

許容上限摂取量:9mg

働き:ヘモグロビン、赤血球の形成に重要である。

   SODなど多くの酵素を構成する。

   神経系、コラーゲンの構造的な完全性を維持する。

許容上限摂取量:4000mg

働き:カルシウムの吸収利用を助け、強い骨と歯の成長と維持に必要。

   

所要量:許容上限摂取量2500mg

働き:正常な骨格系、健康な骨と歯の成長に必要。

   細胞や神経系の情報伝達に重要な働きをする。

許容上限摂取量:700mg

働き:多くの酵素の活性化に働き、特にエネルギー生産には重要である。

   神経と筋肉の機能を助ける。 マグネシウムについて詳しくは、こちらへ

働き:体液平衡を持続し、心周期を統制し、筋肉の収縮に必要。

許容上限摂取量:250μg

働き:抗酸化酵素のグルタチオンペルオキシダーゼの構成要素として重要。

   ビタミンEと共同して働く、発ガンのリスクを下げる。 セレンについて詳しくは、こちらへ

許容上限摂取量:40mg

働き:体内で酸素を運搬する赤血球の構成と働きに必要である。

   エネルギー生産に働く。 鉄について詳しくは、こちらへ

許容上限摂取量:250μg

働き:インシュリンの働き助け、血糖を調整し、糖尿病を防ぐ。

許容上限摂取量:10mg

働き:多くの酵素の補助因子として、骨の形成、エネルギー生産、

   タンパク質、脂質、糖質代謝に働く。

許容上限摂取量:3mg

働き:甲状腺ホルモンの構成要素。身体エネルギーの調整で不可欠な役割。

働き:カルシウム、マグネシウムの代謝に作用する。

   強い骨を維持する。膜の働きに必要。

働き:骨やコラーゲンの形成を助ける。

働き:エネルギー産生や体内の多くの化学反応の補助因子、

   血管でコレステロールの生成を抑え、心臓発作を防ぐかもしれない。

許容上限摂取量:250μg

働き:補酵素として、脂肪、核酸、硫黄の代謝の終末に働く。


(註)

成人男性を基準にして、日本の所要量と( )内が米国の所要量(DRI)。

許容上限摂取量:毎日継続的に摂取しても有害な副作用を

  もたらす危険度がない1日の最大摂取量を示す。 Dietary Reference Intakes (DRIs) が2001年1月に改訂された。 UL:アメリカの摂取上限量(Tolerable Upper Intake Level)。 単位、1g=1000mg、1mg=1000μg(mcg、マイクログラム) 

ビタミンE:100mg=150IU(国際単位)

ビタミンA:1μg=βカロチン12μg

      1μg=αカロチン、βクリプトキサンチン24μg